後始末を考えていない離婚は自分も子どもも不幸にする

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離婚事例の中では、明らかに勇み足というか、
自分のやらなければならないことをまったく考慮せずに要求だけを繰り返す女性も目立つ。

 

離婚や金銭の要求だけは一丁前にするが、
それによって発生する後始末や清算債務については、何も考えていない。

 

例えば、財産分与で発生するマイナス部分の資産や、
自分がおざなりにした携帯電話や保険関係なんかの民間契約上の債務だね。

こういったものはそのままにされても夫のみでどうにかできないものも多いから、
離婚を要求するのならば自分のことはちゃんとやっていかないとダメだよ。

 

こんなの、今更、大人に対して言う事か?

以前の記事でも書いたことだが、自分でひり出したもんの後始末すらやらない人間に、
他人に対して偉そうに何かを要求する権利なんざあるわけがないだろう。

 

なんでこんな思慮の浅い離婚要求が多いんだろうね。

こういう身勝手な立場での主張を、
大マジで聞いてしまっている司法の場もちょっとおかしいと思うぞ。

 

「自分のやるべきことをやってから言いなさい!」っていう、
当たり前のことが言えていないんだからさ。

 

いけないことをしているのに、それに対して当たり前のように叱り飛ばさないから、
こういう勘違いを引き起こすような人間が出てくるんだ。

それをしゃあしゃあとバックアップしている弁護士、お前もだぞ。

 

そういう状況で主導権を握るために、
いつまでも被害者根性丸出しの作文なんか裁判所に送ってんなよ。

 

一般的な社会常識を変えてしまっているくらい影響の出ていることだから、
いいかげん、こういった行為や態度は何らかの形で規制されるべきなんだよね。

立場なんか関係なく、おかしなヤツにはおかしいと言わないとダメだよ。

 

権利意識だけはやたらと高くて実体法の知識を巧みに使うような者に、
社会常識や道徳を語る能力なんかあるわけがないじゃん。

 

もし、当事者がそれに踊らされているのだとしたら、
ある意味では被害者ってのは間違っていないのかもしれないね。

 

 

もっとよく考えてから離婚するようにしなよ。

あと、自分の人生と現実をしっかりと見た方がいい。

 

その場の勢いでなんとか離婚に持ち込めたとしても、
そういう常識的な弁が壊れた状態で社会に出てうまくやっていけるわけがない。

 

そしたら、また弁護士にでも泣きつくわけ?

笑いが止まらんだろうね、ホント。

 

 

こういう話をするのは、実際の事例でなんの生産性もなく、
ただ負債を発生させた状態のまま離婚して終わっているケースも多いからだ。

 

勇んで夫に離婚要求したはいいけれど、
発生、発覚した債務についてはどうすることもできない。

でも、今更、後には引けないからとそのまま離婚まで突っ走り、
返済プランもなにもない状態で独り身になる。

 

こんな状態だね。

 

 

結局、当事者は誰も幸せになどなっていない。

 

子どもなんかいる事例では悲惨の一言だぞ。

 

一体、誰がこれで得をしたんだろうね。

こういうのは自分の家庭、家族をオモチャにされてんだよ、連中に。

 

自分の人生を真剣に考えられるのは自分だけ。

そこの垣根を平気で踏み越えてくるヤツは、
大抵がなんらかの利益性が絡んだ上で言ってきているだけだ。

直接的に金銭を渡したりすることがなかったとしても、な。

 

それか素で悪気なく、理想や考えを押し付けているか。

こりゃあ、もっとタチが悪いね。

 

だから、僕は繰り返し言うのだ。

もっとよく考えてから離婚しなよ、と。

 

人に委ねた人生では誰も幸せになどなれないし、できない。

 

それに付き合わされる子の立場とか考えたら、ゾッとするわ。

 

 

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