女性を守ると言いながら女を喰い物にしている者達のウソと欺瞞
やたらと不自然に女性の保護や権利向上を掲げるヤツっているよな。
この不自然さは、やはりそれをする男性に感じやすい。
女性である場合は主観的な事情にも関わる話だから、
そういった活動に至ることに対して違和感は特に感じない。
正しいかどうかは別として、ね。
こういったものはやはり、主観が伴ってこその行動だろう。
それ故に、わざわざ男の立場で、
そういう意思表明をする者の動機というものが気になるところだ。
弱者を守りたいという人もいるのかもしれないが、
そういう動機なのならば、権利の向上なんて抽象的かつ広範的なものは選ばないだろう。
ポジショントークなんかよりももっと直接的にできることはあるはずだし、
動機が純粋なものであればあるほど、そういった行動が伴って然るべきだ。
それ故に、やはり説得力に欠ける。
大体、女性を一律に弱者と決めつけている時点で失礼だと思うしな。
そこの認識がずれている時点で、違和感ありまくりなんだよ。
この件を紐解くヒントとして、
直近で起こった事件に参考になりそうなものがあった。
以下、朝日新聞デジタル様からの引用です。
埼玉県議を書類送検 女性の性的画像を投稿容疑
https://www.asahi.com/articles/ASS2Y42R4S2YULOB001.html
この県議は以前、グラビアアイドルの水着撮影会を中止に追い込んだ来歴があるんだよね。
出演が決まっていた女の子が中止にされて泣いていたのが印象深かった。
女を守るとかぬかしておいて、女を泣かしてんだから世話ないよなぁ。
画像をアップした動機はよくわからないけれど、
酔っていたかどうかに関係なく、そもそもそういう発想をすること自体がどうかしている。
普通、わいせつ画像なんか撮影しないし、アップロードもしないだろう。
AVで満足しておくもんだぞ、そういうのは。
「なぜ女性を守ると言っている人ほどこういうことをするのか」
そういう声も上がってきているが、
これについても行動の動機を推察することで腑に落とすことができる。
要はこれ、本人の自己否定の一種なんだよね。
自分の理想と現実が剥離しているからこそ、起こり得るウソと欺瞞。
自分の中に女をクソみたいに扱える素養があるから、
それを否定したいがために自分は女性を守ってます!みたいな行動を世間に示すわけ。
否定したいけれど、自己否定するだけじゃあ理想の自分を保てない。
だから世間に対しても、いちいちその姿を表明する。
そして、その評価によって、
理想の姿の自分を現実のものとして確立しようってんだ。
勝手にズリネタにされた人達はたまったもんじゃないよね。
○○のため、と言いながら、
その○○を自分の都合のために利用しているんだからさ。
守るという言葉や態度には、まやかしの面もある。
守るってことは、守ろうとする者の管理下に置くってことでもあるからな。
今回は男性の話だったけれど、客体が女性であったとしても同じこと。
守られる立場だから、とヘラヘラなんかしていると、
都合よく利用されて終わる。
そしてその結果、割を食うのはその守るべきだった人達なんだよ。
他人が他人を守るなどとぬかすこと自体が傲慢。
エゴであり、非現実的だ。
本当にその言葉の厳しさと責任を知っている者は、
軽々しくそんなことは口にしないもんさ。
行政書士明和事務所
吉田 重信
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