男に対する攻撃目的で行われている女の被害申告
これは男の離婚や男女問題におけるメジャーなテーマだろうね。
これに対して男女関係とはそういうものだ、と切り捨ててしまうのは簡単なのだけれど、
今回はこの行為について、「動機」という面に焦点を当てて考えてみたいと思う。
そもそも、この手の訴えに対して動機の面から探ろうと思ったのは、
被害申告の動機が「だから○○して欲しい」という原理的な欲求に傾倒し過ぎていると感じたからなんだよ。
早い話、受けている被害からの救済ではなく、
「求める結果ありきで話をしているだろ」と感じることが多いわけだ。
聞く側が、女の被害申告というものを特別なものとして捉えがちなのも原因だろう。
そういった背景もあって、ここ最近のDVやモラハラ被害の申告は、
対外的に「どう見られるか」をあらかじめ見通した劇場型の展開になりがちと感じる。
要は事実関係なんかよりも、対外的に形に残せる形での被害申告が多いわけ。
すぐに警察を呼んだり、病院に診断書を取りに行ったり、な。
そういったやり方した方がウケが良いと指示している者が背景にいるんだろうね。
だって、みんな同じやり方なんだもん。
流石にあからさますぎて、おかしいと思われないと思っている方がおかしいわ。
夫が手を触れただけで自分から壁にぶつかって倒れこんだりする等、
漫画やコントみたいな話に聞こえるかもしれないけれど、実際の事例で起こっている話だ。
そのくせ、被害申告しているクセに自宅に戻って普通に生活していたり、
夫に暴言吐きまくっていたりするんだよな。
君、被害を受けて怖がっている立場だったんじゃないの?
そういった実態に齟齬の生じている事例では、
被害申告が都合の良い道具として使われてしまっているという側面がある。
そしてその動機は、夫を黙らせたい、自分が主導権を握っていたいという、
本来的な被害申告のされ方とはかけ離れたものであるケースがほとんどだ。
どうもここ最近の事例を見ると、
被害申告のみで夫側に不都合が生じるような手続きの流れが多すぎると感じる。
実際に事件になったわけではないのだから、なんてのは方便で、
証拠もなしに警察沙汰にされたりするだけでも男にとっては大ダメージだ。
子どもの連れ去りを正当化されてしまったりするような事例なんかも、わんさとある。
結局のところ、被害者を気取るだけで得られる利益、
もっと言うと男に与えられる不利益がデカいからそれを動機とする事例があとを絶たないんだよな。
女の被害申告は被害という事実があったからではなく、
自分に都合の良い話にするという動機で行われることもある。
全ての事例でそうだ、などと言うつもりはないが、
そういった被害申告が存在すること自体は把握しておくべきだ。
そして、そういった動機で行われる被害申告の背景には、
自分の浮気や加害行為を隠すためという「影の動機」が存在するということも忘れてはならない。
行政書士明和事務所
吉田 重信
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